乳癌で闘病中だった小林麻央さんが亡くなりました。
私も他人事でなくショックを感じています。 実は私も2016年3月に右乳房切除術を受けました。 2月に乳癌がわかり全摘出をしました。 いつ胸のしこりに気づいたかというと、3年前の授乳中でした。 妊娠前は自分でしこりを見つけて受診していましたので 6か月から1年ぐらいで健診フォローを受けていたのですが 妊娠し授乳し乳房外来から足が遠のいていました。 子どもが1歳半の時、保育園に行くようになり、授乳間隔があいて 大きなしこりが右胸にできました。 急にできたものだったので、おっぱいが詰まっちゃったんだなと思い 自分でマッサージをしたり、いろんな格好で子供に吸ってもらったりして 解消しようと思っていたのですが、取れず。そのまま子供が3歳の時に卒乳。 おっぱいやめたら小さくなるかなと様子を見ていたのですが、1年間変わらず 重い腰を上げて受診に行ったのです。 そこで癌だと判明したのです。 結果としてはわたしの癌は非浸潤癌でした。 ステージ0です。 転移もありませんでした。 手術をしてみてわかったことです。 そのことがわかるまでは「抗がん剤」「放射線治療」など治療のこと。 家族に負担をかけること、家族を残して死ぬことについて考える毎日でした。 「母乳をあげていると癌になりにくい」とは言われますが、私は癌になりました。 「癌は(初期は)痛くない」とは言われますが、私のしこりはチクチク痛みがありました。 「癌のしこりは動かない」とは言われますが、私のしこりは良く動きました。 子育て中、授乳中はどうしても子供のことが最優先。 お母さんの体のことは二の次になります。 とくに痛みもなければ、病院に受診しよう思わないと思います。 でも気づいたら・気になったら病院で診察を受けてくださいね。 乳癌は自分で気づくことができる病気です。 小林麻央さん 彼女が発信した言葉が きっとたくさんの方の心に届いていると思います。 私も同じころ同じ病気で悩んで苦しんで(苦しみの程度は違いますが)いただけに 亡くなったというニュースに本当に悲しくなりました。 そしていま心配を胸に受診するかどうか悩んでいる方がいたら 重い腰を上げて「受診に行こう!」と行動していただけたらと思い ブログを書きました。 小林麻央さんのご冥福をお祈り申し上げます。 どうぞ安らかに。 そして残されたご家族も悲しみや寂しさから早くに開放され 小さな幸せをたくさん感じることができますように。
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5 月 2021
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